「相手の身になって考える」を考える

wataru-w2008-04-18

あなたは「相手の身になって考えなさい!!」と母親に怒られたことありませんか?でも、この言葉って、実感が乏しくないですか? なんででしょう? それは「相手」は自分ではないから。って、オイオイ。当たり前すぎる。。。う〜ん。何を言いたいのか?というとですね。ここでも、想像力が必要になるんだってことですね。この言葉は、「あなたが相手になったと仮定したら、どう考えるか?どう思うか?を考えなさい。そうすると、相手がどう思っているのか解るから」ということですよね。
そして、「相手の身になって考える」と言うことは、サービスや商売の基本だと思うわけですよ。ザ・リッツ・カールトンやディズニーのサービス精神を紹介する本をたまに読みますが、なぜかとても感動します。ザ・リッツ・カールトンでは、ある程度の自由に出来るお金が従業員一人ひとりに支給されていて、申請などもしないでお客様のためのサービスに使えるそうです。それは内緒で準備されるお客様のための誕生日パーティーだったり、たった1つのお客様の忘れ物を届けるための新幹線代になったりするそうです。そういう会社もすごいと思いますが、サービスって何だろう?と、とてもとても考えさせられますよ。是非、読んで下さいね。
お客様に喜んでもらう。相手の気持ちになって、お客様になりきって、自分(=お客様)が喜ぶことって何だろう?いっぱい考えて、想像して、サービスをして、本当にお客様に喜んでもらえたら…自分も幸せですよね。人間(やサル)にはミラーニューロンという脳の機能があるそうです。それは、相手に鏡のように同調する、相手の物まねする神経のことで、相手の痛みや苦しみ、幸せ等も、あたかも自分のことのように感じられる機能(脳神経)だそうです。誰にでもあるそうです。子供のころは物まねをして、物事を覚えていきますもんね。でも、これって、なんかSFっぽくないですか?まるで超能力者・エスパーのようですよね?でも、みんなが持っている脳の神経機能です。脳トレをDSでやるよりも、この脳神経を鍛えていきたいなと、思います。