言葉と歌と音楽と感情、そしてインターネットと、未来

wataru-w2008-07-13

 言葉の起源は何でしょう?それは、おそらく、「危険だよ!注意して!」のように他人に注意を喚起し、自分の気持ちを伝えるための手段だったのではないでしょうか?もしかしたら「好き!」という意味の言葉もかなり初めの頃に出来てきたのではないでしょうか?でも、良く考えると、人間の声帯のように複雑な器官が出来て初めて人は言葉を持ったのでしょうね。それで、言葉で意思を伝え合い社会を作る事の出来た集団が優勢になって、さらに声帯が進化(?)して、今のような人間の様々な「言葉」様々な音程で発声される「言葉」が出来てきたのじゃないかと思います。
 そうやって、「言葉」で意思を伝える事が出来た人間は、その声帯を使って「歌」を歌うようになったのではないでしょうか?「言葉」だけでは表現できない気持ちを伝えるため。そして、さらに、楽器が考えられ、音楽に発展して行ったのではないでしょうか?
 で、やっと題に書いた「感情」の話になります。人間の意思伝達の殆どは言葉以外の態度や表情等で伝わるそうですが、それは、言葉や歌、音楽が「最近」になって獲得された技術だからなのではないでしょうか?まだ、慣れていないというだけのような気もします。
 この10年ほどでさらに人間は便利な手段を手に入れました。そうです。コンピュータを介してのインターネットにおける意思の伝達手段です。さらに、この2、3年は、動画による音楽(歌)のやり取りも可能になっています。つまり、相手を見る事無しに自分の感情を全世界の人にまで伝える事が出来るようになりました。さらに、デジタルデータとして保存する事で遠い未来まで、自分の「感情」を残す事が出来ます。
 さらに何十年か先には、人間の感情をそのままどこかに保存出来るようになるでしょう。さらに、その先、何年先かなど分かりませんが、人間の思考自体をどこかにコピーする事が可能になる事でしょう。肉体のない永遠の思考。。。ちょっとSFっぽくなりました。ま、肉体のない人間が本当に人間として成り立つのか?カントさんは否定するわけですが。。。私が生きている間にそんな世界が実現できるでしょうかね?
 あ、主題からずれました。感情を伝えるための言葉、歌、音楽は個人の「声」を離れインターネットを流れています。未来の自分が不愉快にならないような「感情」をインターネット上には保存しておきたいなと、最近は思います。



 偉そうに書いていますが、学術的な裏づけは一切ありませんので、ご了解くださいね(^_-)-☆