Microsoft Hyper-V 正式版の使用記

wataru-w2008-08-07

会社でWindows2008にHyper-Vを入れて遊んで試してみましたので、使用した感想を書いておきます。

う〜ん。一言でいうと、まだ、使えないかな。。。以下に箇条書き。

  1. 64Bitマシンでしか使えない
    • そのうち64Bitになるんだろうから良いですけど。会社のパソコンって殆どがXPで32Bitがまだまだ多いのでは?
  2. リモートデスクトップ接続だとゲストマシンに総合サービスを入れるまでマウスが使えない
    • VistaマシンからならHyper-V管理ツールを入れれば管理できますよって。。。会社でVistaは禁止です。大体、Windowsのセットアップをキーボードだけで出来る人は、かなりの変態だと思う。オレも変態!!
  3. ゲストの新規作成で.vhdのファイル名を変更するとなんか変になることがある
    • 原因不明。面倒だから出てきたままの名称にした。オレだけかな?
  4. 総合サービスが入るバージョンがシビアすぎ
    • つまり、リモートで入っていると、総合サービスが入るバージョン(SP2とかね)までアップグレードするまでマウスが使えなかったりする

他にHyper-Vが悪いんじゃないけど、

  1. ブータブルのCD/DVDとかISOファイルじゃないとセットアップが出来ない
    • FDもしくはネットワークセットアップという手もあるが。。。MSDNにあったISO版じゃないWinodws2000のセットアップCDを入れてしまって。。。ブータブルじゃないと駄目だ!!というのに気が付くのに時間がかかった。。。お馬鹿なオレ。
  2. Windows2008のセキュリティのせいか?CD/DVDドライブを「共有」にして権限を付けないと「書き込みますか」って聞かれる?
    • う〜ん。でも何が悪いのか本当は分かっていない。。。どうするのが正解なんだろう?会社のマシンのCD/DVDドライブがおかしいのか?ドライバが駄目なのか?
  3. 他のマシンからP2Vで移行しようと思ったが。。。DHCPにマシンを変更して、移行ツールを使ってって。。。
    • あまりにも面倒臭いので諦めて、バックアップから移行しようとしたが、認証付きProxyをアクティベーションが通らず。。。諦めた。。。そのうちツールを出すようなことが書いてあったが。。。

ということで。。。新規でマシンを作って遊ぶのなら良いと思います。(VMware ESXiにもありますが)スナップショットが使いやすいですね。うちの会社のように、特定のパッチを当ててソフトの動作をテストすることが多い人には重宝しそうです。

本当は、WIndows2000のサーバをHyper-Vに引越ししようとしたのですが。。。出来ませんでした。。。
今は、ちょうどVMware ESXiが無料になったので、Windows2008を消してVMware ESXiを入れてやっています。
VMware ESXiはいいですねぇ。。。軽いし。英語のセットアップ手順しかないのが。ちょっとあれですが、そんなに難しい英語ではないので、簡単にセットアップできました。あとでVMware ESXiの使用記も書きますね。